続・現場を紹介します😊②
皆様こんにちは。
お正月休みが明けて早2週間。遥か昔の様に感じますね。 今日は現場の紹介ということで、
9月にも紹介した浜町で行われた「消防中間検査」についてお伝えします。
<消防中間検査>
消防中間検査とは、
建物が防火・防災に関する法令に沿って正しく建てられているか、施工段階で確認する検査のことです。
完全に出来上がってしまってからでは見えなくってしまい、後から確認することが出来なくなる場所もあるので、ある程度工事が進んだら行うのが一般的だそうです。
今回は日本橋浜町の現場で、当日消防官の方を迎えて検査を行いました。
この検査で初めて知ったのですが、消防官の方々が属する消防庁にはレスキューなど主に救助を担当する救急隊や特別救助隊の他に「予防課の予防係」というものがあるそうです。
火災予防の普及・推進を主に扱う方々だそうで、一般の方々だけでなく飲食業や私たちのような建設業とも関わりが深い部署となります。今回の検査も予防課の方と一緒に行いました。
まず申請していた確認申請図(建物を建築する際に、役所などに事前に提出した図面のこと)との変更点などの有無を確認し、
その後は実際に現場を視察します。
とても緊迫感がありました...!
検査では、避難はしごや配管設備の位置や防火区画が確認申請図通りかなどを確認しました。
自分たちが自信を持って作ったものを、プロに確認してもらうことはとても神経を使うことなんですね。検査を無事に終えた時の社員の顔は晴れ晴れしていました😊
<はっとしたこと>
検査を見学して、このブログを書いている時に何となく思ったことがあります。
私は一人暮らしをしていますが、自分で部屋を決める時、
「間取りは出来る限り大きくしたい!」
「トイレとバスは絶対別!」
「オートロックがいいな」
というようなことしか考えていませんでした。(誰しもそうだと思いますが)
ただ、今回の検査を見てみてビルやマンション、アパートなどの建物は住むための空間だけではなく、「人の命を預かる場所」であることを改めて感じました。
(もっと部屋を大切に使わなきゃな、としみじみ)
まじめになりましたけど、日々寒い日が多いので早く春になって欲しいです。
おわり